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各種予防接種

当院での予防接種について

当クリニックでは以下の4種類を16歳以上を対象として予防接種を行っております。

現在すべてお電話をいただいてからの取り寄せとさせていただいておりますので、数日前もってご相談ください

 

✔  帯状疱疹ワクチン

✔  高齢者肺炎球菌ワクチン

✔  インフルエンザワクチン

✔  新型コロナワクチン

 

ここから以下の解説は、一般的な宝塚市に住民票がある成人の場合についてです。具体的な費用や助成制度、並びに例外等についてさらなる情報をお知りになりたい方は”宝塚市健康推進課予防接種担当”が窓口ですので、そちらにお問い合わせくだいますようお願いいたします。

 

帯状疱疹ワクチン

  宝塚市の住民の帯状疱疹予防接種費用の助成は2025年4月以降は変わります

  2025年3月末までは、満50歳以上で初回の接種の方は一律4,000円の助成が受けられました。これは「帯状疱疹任意予防接種費用助成(50歳以上市民)」と呼ばれていました。その方法は、一旦予防接種を受けたクリニックに接種費用を支払ったのち、ご自身で宝塚市立健康センターに4,000円の助成金を申請する方法でした。

  

  一方、2025年4月からはこのシステムが大きく変わります。2025年4月下旬~5月上旬に以下の年齢の方が「令和7年度帯状疱疹ワクチン接種対象者」として通知が郵送される予定です。

  対象年齢:65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳、に年度内に達する方。

  これまでより助成額が上がると言われておりますが、まだ詳細は不明です。その一方で「帯状疱疹任意予防接種費用助成(50歳以上市民)」が2025年4月以降も継続されるかどうかはわかっていません。発表があればこちらに情報を共有します。

 

・帯状疱疹およびその合併症とは

  特に高齢者免疫抑制状態にある患者様(免疫抑制剤を使用している場合や、免疫機能が低下する疾患をお持ちの方)、循環器疾患糖尿病慢性腎疾患などの方は、帯状疱疹ワクチン接種が非常に有益です。帯状疱疹は単なる皮膚疾患ではなく、強い痛みや長期間にわたる合併症を引き起こす可能性がある神経疾患ですので、ワクチン接種はこれらの症状を防ぐために有効な手段です。例えばおなかの皮膚に水泡(小さな水ぶくれ)ができれくれば発見はまだ容易ですが、実際には鏡でないと見えない背中や後頚部にできることも多く、だいぶ痛くなるまでなかなか気がつかなかった、といったことがしばしばあります。

 

・帯状疱疹ワクチンには2種類があります。

① 帯状疱疹ワクチン(生ワクチン:ビケン)は皮下注射で接種回数は1回。8,800円。

② 帯状疱疹ウイルス(不活化ワクチン:シングリックス)は筋肉内注射で接種回数は2回で、約2ヶ月間隔です。1回あたり22,000円です。

①と②の違いについてですが、単刀直入に言って②のほうが費用面も高いですが、不活化ワクチン(シングリックス)のほうが予防効果の有効性は高く、効果の持続時間も長いとされています。例えば80歳以上の予防効果は生ワクチンで18.0%なのに比べ、不活化ワクチンでは91.4%というデータがあります。ただし、不活化ワクチン(シングリックス)は2回打たないと効果はでません。2回目の接種までには通常2ヶ月空けております。

 

高齢者肺炎球菌ワクチン

   肺炎球菌性の肺炎は、成人肺炎の25~40%を占め、特に高齢者での重篤化が問題になっています。肺炎球菌ワクチンは、肺炎球菌による肺炎の重症化と死亡リスクを軽減させる効果があります。こちらも接種時に宝塚市に住民票がある方の一般的な場合をお示しします。

 

  対象者:65歳の方。(これまでに肺炎球菌ワクチン(ニューモバックスNP)を接種したことがある方は対象外です。)

  自己負担額:4,000円

  接種券が65歳の誕生日の翌月に送付されます。希望者は66歳の誕生日の前日までに当クリニックへ接種にお越しください。

 次に、過去に接種したことのある方で再接種を希望される場合について説明します。まず、過去に接種したことがある方は5年以上間隔をあける必要があります。そして上記の定期予防接種対象外となり、費用は8,800円です。

 

高齢者等インフルエンザ / 高齢者等新型コロナワクチン

  定期予防接種は2025年1月31日をもって実施が終了しました。

  任意予防接種(自費)は現在も可能ですが、こちらも電話でのご予約が必要です。