風邪症状・花粉症
発熱・咳・花粉症の診療について

当クリニックでは16歳以上の成人を対象にかぜ症状や花粉症の診察をしています。
✔ 発熱、咳、頭痛
✔ くしゃみ、喉の痛み
✔ 目のかゆみ、鼻のつまり、鼻水
かぜの方は対症療法の投薬を行ったり、症状によってはインフルエンザや新型コロナウイルス感染症の有無、A群β溶血性連鎖球菌(溶連菌)をその場で検査することができます。
花粉症はアレルギー性鼻炎の一種です。くしゃみ、鼻閉、鼻汁などの症状に対して、内服薬(第2世代抗ヒスタミン薬で例:ビラノアなど)、鼻噴霧用ステロイド薬(例:フルナーゼ点鼻薬など)、点眼薬(例:パタノール点眼液)などを処方しています。去年使用したのと同じ薬を希望される方は、名前がわかるものをご用意いただければ(去年のお薬手帳など)処方が可能です。
Webからの診察予約はシンプルで手間ではありません。
スギやハウスダストに対する舌下免疫療法のお知らせ
・舌下免疫療法とは
毎年の重度のスギ花粉症や、通年性のダニが原因のハウスダストに対して、治療期間は3~5年程度かかりますが、1日1錠の舌下錠(舌の下に錠剤を置いて溶かすタイプのくすり)で花粉症やハウスダストに対する体質の改善を期待する治療です。この治療法を舌下免疫療法といいます。毎年ひどいスギ花粉症でお悩みの方は、舌下免疫療法(シダキュア)の治療を考えてみてはいかがでしょうか。
なお、シダキュアの治療はスギ花粉のシーズン以外(夏から冬)に開始する必要があります。
若いうちに体質の改善が得られれば、その後恩恵を長く受けることができます。個人的には、最もよい適応は「高校1年生」だと考えています。もし花粉症が楽になる体質に変わることができれば、春先のストレスが減り、受験勉強や就職活動もはかどることでしょう。
毎月来院する必要がありますが、舌下免疫療法は毎日薬1錠を口の中で溶かすだけで、説明をちゃんと聞いていただければ決して難しいものではありません。
・治療開始への流れ
□ 初診日に抗原確認のための採血検査を実施。
□ 後日結果説明。スギに対するアレルギー反応が強いことがわかればシダキュアを開始が可能です。特定のダニ抗原にアレルギーがでていればハウスダストの舌下免疫療法を開始できます。
□ 最初の1錠はクリニックで行い、症状を30分間経過観察したのち帰宅となります。
□ 翌日から毎日1錠の舌下免疫療法を続けて、最初だけ1週間後に再受診。
□ その後は1ヶ月ごとの再診で症状の確認と、投薬の継続を行っていきます。
ご予約はWeb予約かお電話から可能です。