宝塚ふじいクリニック、宝塚市、逆瀬川、内科、リハビリテーション科、脳神経外科、訪問診療宝塚ふじいクリニック

ごあいさつ

院長ごあいさつ

脳神経外科×リハビリテーション科
我が国の平均寿命は世界でもトップクラスですが、健康寿命(健康上の問題がなく日常生活を送れる期間)と平均寿命との差は約10年あるとされています。「健康な状態で長生きするため」には、“予防”を軸とした生活習慣病全般の内科的治療がとても重要です。
元気な方は、うまく薬を使って、病気にならないようにしながら社会で積極的に活動を続けてほしいと思っています。また脳卒中後の患者様には「きっとまだまだ良くなれる」という思いを応援します。
再発予防に加え、「安心して心豊かに、住み慣れた地域に住み続ける」ために、脳神経外科とリハビリテーション科の両方の専門医の観点からベストの状態に保ち続ける医療を行います。たとえ後遺障害があってもかなえたい活動について話し合い、歩行障害、嚥下障害、高次脳機能障害などの後遺症と向き合い、使える社会資源のきっちり利用しながら前向きに共に歩む外来診療を実践します。
専門医師の少ない領域である失語症と嚥下障害に対しては、医療保険での言語聴覚療法(ST)を外来リハビリテーションにて行います。院長は急性期(救急疾患)、回復期リハビリテーション期、生活期の全般においてこれまで東京都と兵庫県下で脳疾患を中心とした研鑽を積んできました。この経験をフルに生かして、今後は地元に密着した家庭医・総合診療医として皆様のお役に立ちたいと思っています。

なお、私の標榜するリハビリテーション科は、整形外科に付帯するものではなく、現在では内科や外科や脳神経外科などと並列する主要18科目の独立した診療科の1科目です。
リハビリテーション科専門医の開業は大変珍しく、「活動をどう維持するか」という観点から診療経験を積んできておりますので、脳卒中の後遺症状などでこれまでのクリニックでは難しかったお悩みもぜひご相談ください。
分かりやすく病状・治療方針について説明いたします(一方で、申し訳ございませんが整形外科や小児科は専門領域ではありません。)

当クリニックは駐車場が多く使え、阪急逆瀬川駅前のビル内にあり、車いす用トイレもご利用いただける環境となっております。また脳・神経疾患の症状のため来院が困難な近隣患者様につきましては訪問診療・STの訪問リハビリテーションも行います。
外来診療は時間帯予約制を導入し診察予定時間から大きく外れないよう努めます。皆様どうぞお気軽にご利用ください。

院長
冨士井 睦(ふじい むつみ)
略歴
●2002年(平成14年)
山口大学医学部医学科を卒業し東京医科歯科大学脳神経機能外科へ入局。国立病院東京災害医療センター、武蔵野赤十字病院などの急性期病院で脳神経外科医として勤務。
●2010年~2012年
アメリカ合衆国カリフォルニア州ロマリンダ大学・生理学教室(Zhang Neuroscience Lab)にて脳卒中の基礎研究に従事。
●2015年~2024年
兵庫県立リハビリテーション中央病院にリハビリテーション科医として勤務。
●2024年(令和6年)10月
宝塚ふじいクリニックを開設。
資格
・博士(医学)(東京医科歯科大学)
・日本脳神経外科学会専門医
・日本リハビリテーション学会専門医・指導医
・日本脳卒中学会認定脳卒中専門医・指導医
・日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士
・(日本神経心理学会・日本高次脳機能学会認定)臨床神経心理士
・日本医師会認定産業医
ほか難病指定医、身体障害者福祉法第15条医師、臨床研修指導医、緩和ケア研修会修了、日本安全運転医療学会評議員など。